関西では『気分がムカムカする。』「むしゃくしゃする。』ということを「気ぃ悪い。」と表現します。

　弁護士をしていると仕事で「気ぃ悪い」ことはよくあるのですが、最近、プライベートでとても「気ぃ悪い」ことがありました。

　この１ヶ月で２度も車が傷つけられていたのです。

　最近の車は塗装がとてもよくできており、傷つけようと思ってもなかなか傷つきません。
車に傷をつけるためには、とても力を込めて、鍵とか釘のような先の尖ったもので車を引っかく必要があります。
　その上、２回とも、修理代を少しでも高くするためか、前輪のタイヤ付近から、後輪のタイヤ付近に至るまで長々とした傷がついています。

　最初は、何とも思わなかったのですが、１ヶ月に２度も傷つけられると、悪意を感じます。
　このような人は、力を込めて傷をつけている間、どのような気持ちで傷つけているのでしょうか。
　他人には見つからなくても、このような卑劣なことをしていることは、ほかならぬ自分自身が一番良くわかっているはずです。

　このような行為をしても、人間としての尊厳は傷つかないのでしょうか？
　本当に不思議です。
　
　１度目は何もしませんでしたが、あまりに悪質なので、今度は、警察に被害届出を出して車内に監視カメラを設置しようと思っています。
　いくら「世知辛い世の中になった」といっても、ここまでしなければならないのは、本当に悲しいことです。