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JR福知山脱線事故から10年

2015.04.25

 

 今日は、JR福知山脱線事故から10年の節目の年にあたります。
 
 お亡くなりになられた方にあらためて心よりお悔やみを申しあげ、負傷者、そして被害者のご家族に思いを馳せています。

 今日は、各地でJR福知山脱線事故に関する取組みが行われています。

 その中で、毎年欠かすことなく参加させて戴いているのが、事故と同じ日、同じ時間にJR伊丹駅の前で追悼の鐘を鳴らし黙祷を捧げる取組みです。

 事故の翌年、「思いをつなぐ連絡会」が発足し、思いをつなぐ連絡会のメンバーが各地で事故の犠牲者への思い等様々な思いを抱えて事故を風化させないための取組みを実施し始めました。

 私は伊丹市内に事務所を構えているということで伊丹担当として、事故の翌年、JR伊丹駅の前にあるカリオンの鐘を管理する伊丹市に「事故の犠牲者に対する追悼のため、そして、事故を風化させないためにJR伊丹駅前の鐘(カリヨンの鐘)を鳴らして欲しい。黙祷を捧げて欲しい。」との申入れを行いました。

 伊丹市も大きな組織なので、いろいろと大変な手続き等もあったかとは思うのですが、私たちの思いを良く理解して戴き、迅速、かつ、柔軟に動いてくれました。

 事故の翌年に実施された取組みの中には、その後、実施されなくなった取組みもあります。
 しかし、伊丹市は、この10年間、職員・県会議員・市議会議員を上げて、この取組みを実施し続けてくれます。

 非常に有り難いことです。

 この事故で犠牲になられた方の命を無駄にしないためにも、この事故を忘れないための取組を続けることが遺された我々にできるせめてものことだと思い、これからも続けていきたいと思います。

  

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