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Change! 日弁連

2019.09.05

 

 8月22日 午後6時30分から兵庫県弁護士会に千葉県弁護士会所属の及川智志さんをお招きして、司法改革と日弁連のあり方等々についての意見交換会を行いました。
 当日は、お世辞にも多くの会員が参加したとは言えませんが、下記のようなご意見が若手会員からも積極的に出る等とても活発で充実した意見交換会になりました。
 特に若手会員から忌憚のないご意見が多数拝聴できたことは、何より非常に貴重でした。

 及川さんは、会社員経験を7年間経て弁護士になり、一昨年は千葉県弁護士会の会長も務められました方です。10年以上前から、及川さんと司法改革に対する活動を共に行ってきました。及川さんほど常に人のために自身の持てる力を振り絞り、献身される方を知りません。及川さんは、人のためにならどんな恥や外聞も捨てて全力で邁進します。司法制度及び日弁連を少しでも良くすべく共に闘っていきたいと思います。
 皆さんも共に頑張りませんか?
 まずは、弁護士の方におかれましては、下記ホームページから賛同者になって戴きましたら幸いです」。

#「Change日弁連! 変えよう会」⇒「change-nichibenren.com/」)

                        記

 ・私たちが変わらなければ日弁連は変わらない。
・合格者数を減らさないと。法曹そのものの危機を感じる。
・法科大学院に金と時間をかける意味がわからない、要らない。
・若手としては、法科大学院に意義がないとは思わないが、強制されるものでもないと思う。
・発信を上手くして、こういう場に来られない人にも伝える工夫が必要。
・58期のころまでは弁護士に夢がある時代だった。
・大学に8年間いたが、大学や学者に法曹養成を任せてはならないと思う。
・70期、同期15人のうち3人はインハウスに。別の道ができるのは良いことかもしれないが、一方で弁護士とは何なのかとも思う。
・日弁連の谷間問題対策には疑問がある。
・弁護士は不況業種になってしまった。夢のある仕事に戻してほしい。
・公益活動をするにも、もう少し余裕がないとできない。
・日弁連は会員を苦しめているだけではないか。会員のための日弁連にしてほしい。会費の見直しを含めて。
・修習期間は2年必要。世の中に出てすぐ通用する弁護士たるには。そして給費無しなんて考えられない。
・合格者は年間1000人が限度だと思う。国の予算の点からしても。
・新65期、給費制が続くかとも期待していたのに、廃止になって絶望的に。日弁連には期待していない人が多い。インハウスや弁護士を辞めてしまう人が同期の4分の1くらいいる。就職が厳しかったし、パワハラで辞めてしまったり。キャリアが積めていない。いまも自信が持てないでいる。弁護士を続けることで夢を見られるような道を示してほしい。
・谷間対策で20万円ばらまくくらいなら、運動に使ってほしい。1回の返還額だって30万円なのに。
・日弁連を完全に見限りたくはない。少しでも良い方向に向かえば。
・71期、修習給付金13万5000円では自分は実家なので生活できたが、そうでない人は生活できずみんな貸与も受けていた。これで給費制復活というのは違う。
・法テラスの報酬が低すぎて、これでは仕事を続けていくのが不安。
・弁護士が多すぎるのは、明らか。皆わかっているので、若手だからといって「司法試験合格者数を減らすべき」ということを言いにくい風潮はない。

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