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日弁連副会長になって意味があるのか?!

2021.10.16

 

 私が「日弁連副会長になりたい」というと、必ずといってよいほど「武本さんが日弁連の副会長になったって、法曹人口や法曹養成制度の委員会なんか担当させてもらえないよ。」「武本さんが日弁連副会長になったって意味ないよ。」などと言われます。
 
 これまでの経験から私もその程度のことは容易に予想がつきます。
 
 私というと法曹人口問題、法曹養成問題と思われがちで、それ自体間違っているわけではありませんが、私は、弁護士会のありとあらゆる委員会活動が大好きです。

 新しい委員会に参加すると様々な発見があり、自分の知らなかった情報や尊敬できる先生方と接することができます。

 時間に制限がなければ、全ての委員会活動に参加したいくらいに思っています。

 日弁連の委員会活動の中にどうでもよい活動なんて一つもありません。

 もちろん選挙に勝つのは容易でないことはわかっているのですが、いかなる委員会活動であれ、その分野で専門的に頑張っておられる全国の先生方の支援ができるのであれば、喜んで活動させて戴きたいと思っています。

 ただ、最近は、執行部と委員会の先生方との考えや方向性が合致せず、必ずしも委員会活動を支えるだけでもないようです。その時は双方の意見の調整に困難をきたすと思いますが、その分調整ができた時の達成感は大変大きいのではないかと思います。

 そして、必ずや両者の調整は可能だと信じています。
 なぜなら、日弁連の執行部も委員会の先生方も司法制度を、日弁連を少しでもよくして市民の人権を守り社会正義を実現したいとの思いは同じのはずなのですから。

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