私は、今年４月から、兵庫県弁護士会の法曹人口プロジェクトチームの座長をさせて戴いています。

　法曹人口プロジェクトチームは、司法改革により需要をはるかに超えた弁護士を生み出す現在の政策を研究・検討し、調査をしたり、場合によれば、弁護士会として意見を公表するときの決議案を作成したりするのが仕事です。

　これまで、兵庫県弁護士会の法曹人口プロジェクトチームでは、兵庫県弁護士会の会員アンケートや衆議院議員立候補予定者に対する陳情、或いは、市民シンポなどを開催してきました。

　そして、これまでの検討結果からして、当面の司法試験合格者数を1000人に減少させるべきとの決議案を弁護士会の常議員会と呼ばれる機関に上程して、会員総会を開くことを求めました。
　しかし、９月の常議員会で、何故か決議案は否決されてしまいました。
　法曹人口プロジェクトチームでは、再度決議案を上程して、再挑戦する予定です。
　
　プロジェクトチームで改定された決議案を公表するのは支障があるかもしれません。
　よって、常議員会で否決された決議案自体は公表しません。
　しかし、プロジェクトチームで改定する前の原案は、私が作成したもので、それを公表すること自体には問題はないと思われますので、ここに載せさせて戴きます。
　
　できる限り多くの方に目を通して戴き、興味を持って戴ければ幸いです。

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