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2009.10.14
今週10月16日金曜日は、中部弁連弁護士大会定期総会が行われ、 「適正な弁護士人口政策を求める決議」について審議が行われる予定です。
司法試験合格者の数を早期に年間1000人程度にすべきとの趣旨の決議文が上程されたのです。念のため、決議文も添付しておきます。
詳しくは、寺本ますみ弁護士のブログ「弁護士のため息」(http://t-m-lawyer.cocolog-nifty.com/)にあります。
司法試験合格者数が増えすぎてしまい、就職できない弁護士が巷に溢れています。就職できないこと自体が問題と言うよりも、どこかの事務所に就職して、実務についてからの訓練を受けない弁護士が現れてきていることが問題となっているのです。
いわゆる「質の低下」の問題です。
事務所に就職せずに実務につくというのは、医師国家試験合格直後に、インターンを経ないで開業するのと同じように考えることができるかもしれません。
このようにインターン(研修医)を経ないでメスを握るような医師が巷に溢れたら、皆さんはどう思われるでしょうか。
私達弁護士が司法試験合格者数の増大に反対する一番の理由は、依頼者市民が迷惑を被るからです。
中部弁連に所属する弁護士の皆様、目の前の依頼者の利益のためだけではなく、将来の司法制度、全国の市民のために是非ともご出席戴き、賛成して戴きますようお願い申し上げます。
中部弁連に所属する弁護士の知人をお持ちの方は、是非呼びかけにご協力戴きますようお願い申し上げます。
添付資料を見る(PDF: 769 Kbyte)