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2009.11.24
日弁連の会長選挙に東京弁護士会の元会長山本剛嗣氏が立候補されるそうです。
山本氏のインタビューはインターネットで見ることができますが、念のためファイルを添付資料として下に貼り付けました。
http://www.toben.or.jp/news/libra/pdf/2009_07/p26-28.pdf#search)
インタビュー記事には、氏が高そうな革のつなぎに身を包み、これまた高そうなハーレーダビッドソン(二輪車)にまたがり、満面の笑みをたたえている写真が載っています。
また、ホームページ(http://www.shinjidai.info/)では、山本氏は、弁護士への需要は存在するが「表面化していない」だけで、「テレビやラジオや広報誌で宣伝」をすれば、弁護士激増問題は解消するかのごときことも言われています。
新人弁護士の中には、ロースクールを出るための生活費と学費捻出の借金が800万円に上り、就職先を見つける事もできず、やっと見つけたと思ったら、給料がないどころか、事務所経費の一部負担を求められるような人たちもいます。
「広報さえすれば、弁護士の仕事が生まれ、激増政策の問題は解消される」かのごとき氏の発言を若手弁護士が聞いたらどう思うでしょうか。
庶民が飢餓に苦んでいた時、マリーアントワネットが「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない。」と言ったとされる話はつとに有名です。
この言葉はマリーアントワネットのものでないという説もありますが、ヴェルサイユ宮殿に住む世間知らずの王妃がいかにも言いそうなことだと思われたのでしょう。
「弁護士に仕事がないなら、テレビでコマーシャルをすればよい。」
ハーレーダビッドソンにまたがり世間を見る山本氏は、案外マリーアントワネットと話が合うのかもしれません。
添付資料を見る(PDF: 1396 Kbyte)