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日弁連会長選挙は再投票

2010.02.06

 

 昨日行われた日弁連会長選挙は、司法改悪を進めた日弁連主流派が推す山本剛嗣氏が9525票、宇都宮健児氏が8555票を獲得したのですが、山本氏は単位会で9単位会でしか宇都宮氏の票数を上回ることができず、結局、再投票となることが決まりました。
 弁護士が集中する東京と大阪だけで決まらないように弁護士会の規定に「得票数の総数が多くても、3分の1の1(18単位会)で得票数が1位でなければ当選できない」旨の規定があるからです。

 再投票というのは、日弁連の会長選挙が始まって以来の出来事です。
 地方の弁護士が良心を示したと言っても過言ではないでしょう。
 心ある弁護士は、これまで日弁連主流派がどのようなことを陰でしてきたか、これまでいかにして平会員である私達を騙してきたかについて、もう気がついているのです。
 主流派が行う「司法改悪に反対するのは自分のことしか考えていない弁護士のエゴ」という不当な批判もあたらないことが明確になりました。なぜなら、東京や大阪といった大都市の方が弁護士が集中しており、絶対数も多いことから、経済的に困窮を極める弁護士の数は圧倒的に大都市に多いからです。
 
 そうです。私達が主流派に反対するのは、社会を良くすると同時に、正義がまかり通る弁護士会にするためなのです。これまで主流派は、ネガティブキャンペーンその他様々な汚い方法を取り、次々と様々な平会員を騙してきました。
 これ以上、騙されるわけにはいかないのです。
 
 さぁ、新たな時代の幕開けです。
 
 私達平会員の手で新たな時代の扉を開こうではありませんか!!




 

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