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2010.02.20
昨日、愛知県弁護士会で別紙のような緊急アピールを出されたようです。
全国でも賛同者を集めておりますので、ご賛同戴ける弁護士は、このホームページにあるアドレスにご連絡戴ければ幸いです。
内容は、(1)従来の路線破綻は明白、(2)会員の総意は1000人~1500人、(3)会員の力で日弁連は変えられる、の3本柱で構成されています。
この3つは、実は全てひとつの根っこからきています。
すなわち、これまでの弁護士会は、日弁連の一部の弁護士が会員の意見を汲み取ることなくトップダウンで全て物事を決めてきました。問題がないときは、それでも不都合はありませんでした。しかし、司法改革という大きな問題が起き、それがトップダウンで急速に決められ、そのひずみや社会的弊害が大きくなってきたことから、会員はこれまでの日弁連のやり方に疑問と憤りを感じるようになりました。
それがこの前の日弁連会長選挙でも表れています。
これまで日弁連の会長を出し、司法改悪のA級戦犯のいる単位会で、かつ、派閥が強く監視が行き届いている単位会では、主流派が票を獲得し、それ以外の単位会では宇都宮候補が票を獲得したのです。
司法改革により地方の負担が重くなったから、あるいは、将来の経済的不安から、地方で反主流派が票を獲得したというわけではありません。
なぜなら、弁護士激増により地方の負担は格段に減ってきているからです。
また、超若手弁護士は別かもしれませんが、経済的不安も、地方の方は、まだのんびりしており、大都市と比較してそれほどの切迫感を感じるわけではありません。
次の会長選挙は3月10日です。
今度も再投票となる可能性は高いと思いますが、注目したいと思います。
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