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2011.02.05
2月26日午後1時から、兵庫県弁護士会本館4階講堂で、法曹人口問題についての市民シンポが行われます(下記添付ファイルをご参照下さい)。今、その準備に勤しんでいるのですが、一番の悩みは、市民シンポのパネルディスカッションのパネリスト探しです。
パネルディスカッションのパネリストして、現在決まっているのは、比較的弁護士に接触する機会の多い市民3名と弁護士2名ですが、あと2名の弁護士がなかなか決まりません。この2名の枠には、是非とも司法改革に賛成されている弁護士に出ていただき発言して戴きたいと思っております。そこで、今まで当会の5名の弁護士に参加をお願いしたのですが、皆さん「シンポ当日に仕事があり参加できない」とのことでした。
兵庫県弁護士会には、法曹人口問題プロジェクトチームという委員会があり、現在私がその座長を務めさせて戴いております。そして、法曹人口問題PTには、司法改革を積極的に進めて来られた弁護士も沢山委員として入っておられます。
しかし、これら司法改革推進派の先生方は、委員会に出てこられません。
当会での昨年3月の1000人決議の時は「反対」との意見をメールやファックス、或いは、電話等一方的な形で頂戴しましたが、委員会には参加されませんので、双方向での議論には参加して戴けませんでした。
昨年末、法曹人口問題についての会員集会を行いましたが、その場にも司法改革推進派の弁護士には来て戴けませんでした。会員集会当日、予定があり参加できない会員のために、全会員にファックスやメールによる意見募集もしたのですが、この時は、ファックスやメールでも一切応えては戴けませんでした。
司法改革を進めて来られた先生方には、市民に対して、説明責任があると思うのですが、いかがでしょうか。
私は、数年前に賛同者が出てくるまでの10年もの間、司法改革の嵐が吹きすさむ中、「司法改革に反対する弁護士は悪徳弁護士」というあの異様な雰囲気の中で、ありとあらゆる司法改革の集会に参加して、兵庫県弁護士会の中ではただ1人と言っても過言ではないと思いますが、「間違っている。」と大先輩を前に声を振り絞って議論をしてきました。
司法改革推進に信念を持っているのであれば、司法改革派の先生方も仕事の予定を変更してでも積極的に集会に参加して議論に参加するべきだと私は思います。
添付資料を見る(PDF: 209 Kbyte)