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2011.03.17
日弁連の「法曹養成制度の改善に関する緊急提言(案)」に対する意見書について、全国から本当に多くの弁護士からご賛同のご連絡を頂戴しました。
最終的には、意見書に233名の弁護士の名前を掲載した意見書を日弁連理事者にファックス送信したのですが、日弁連理事者にファックス送付した直後に2名の弁護士からの賛同のご連絡がありましたので、最終的には、235名の賛同が集まったことになります。
ご賛同戴いた弁護士の皆様本当に有り難うございました。
心から御礼申しあげます。
ところで、肝心の日弁連理事会の方ですが、東北地方の地震のために東北からの理事者はほとんど集まることができませんでした。日弁連理事会には定足数の定めはないそうですが、本日の日弁連理事会で「法曹養成制度の改善に関する緊急提言(案)」が本日決議に掛けられること自体はなくなりました。
ところが、日弁連の方では、3月27日に臨時日弁連理事会を開いて、同日の可決を目論んでいるようです。
結局、単位会・会員への正式な意見照会はせず、何としてでも、すなわち、会員の意思を無視してでも、3月中に決議したいようです。
日弁連としては、本日の理事会に掛けるのはあまりにも印象が悪いとの配慮から本日の決議が見送られたのだと思いますが、10日ほど先延ばしにしたとしても、「火事場泥棒」的決議との印象は払拭できないでしょう。
何故このような無謀なことができるのか、弁護士の適正手続に対する感覚は、一体全体どこへ行ったのでしょう。