「法律新聞」という業界紙があります。
　私も法律新聞の論壇に何度か論文を掲載させて戴いたのですが、この法律新聞は、業界紙だけあって、一般のマスコミが司法改革をもてはやしてきたにもかかわらず、的確な報道を続けてきていました。

　その法律新聞で編集長をしていた河野真樹氏は、弁護士業界や司法改革について、常に鋭い洞察力で興味深いブログを書いておられ、私のホームページでもリンクを張らせて戴いております（http://kounomaki.blog84.fc2.com/）。

　その河野氏がこの度司法ウォッチという新しい試みを始められました。
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　http://www.shihouwatch.com/
　
　河野氏から事前に司法ウォッチを設置すること等のご案内の連絡を頂戴していたのですが、河野氏によれば、このサイトは司法の真の姿を伝えるための、司法関係者と市民の開かれた意見発表の場を目指しているそうです。そして、このサイトでは司法関連のテーマを設定して、法曹関係者のみならず、市民の方を含め、どなたでも書き込める「司法ご意見板」が設けられています。今は、「給費制」廃止問題、「予備試験」「受験回数制限」「法曹人口政策に関する緊急提言」2期目の宇都宮日弁連執行部への要望などについて意見が募集されています。

　この司法ウォッチの中で、司法関連問題について、市民からどのようなご意見が書き込まれるのか、大変興味があります。