坂野真一先生のブログでも取り上げられていましたが、司法改革、特に法曹人口問題及び法曹養成制度について疑問や異論を持つ弁護士有志で、この度、法曹人口問題についての全国的なﾒｰﾘﾝｸﾞﾘｽﾄを立ち上げることになり、そのMLで法曹人口問題について弁護士間で広く意見・情報交換ができるようにすることにしました。
　ホームページは、既に設置されています。
　　　　　　　　↓
　http://jinkoumondai.housou.org/
　※「（仮称）法曹人口問題アソシエーション」は、先の準備会で正式名称を「法曹人口問題全国会議」とすることに決まりました。

　先日ご紹介した「司法ウォッチ」は、市民も自由に議論に参加できるということで意義があると申し上げました。
　勿論市民の意見を伺うことは大事なことですが、専門家集団として、或いは、弁護士として、より良い司法はどうあるべきかについての議論を深めることも、市民との意見交換と同じ、或いは、それ以上に大事なことです。
　同じ弁護士の間でも意見や情報が錯綜しているのが現状だからです。

　実際、ここ数年は、１年違えば、就職状況や就職条件等実情が段違いです。
　数年前は、「そんな酷い条件で可哀想」と言われていた同じ条件が「他の人に比べたら良い条件」或いは「事務所に置いてもらえるだけでも有り難い。」等々評価が著しく異ることは日常茶飯事です。

　そこで、弁護士間の情報を共有化し、その上で議論を深め、より良い司法制度のあり方を模索して行きたいと思っております。
　
　次回の会議は、６月５日午後１時から５時まで、場所は、貸し会議室プラザ八重洲北口（東京都中央区八重洲１－７－４矢満登ビル）ですので、興味のある方は、顔を出して戴ければ幸いです。

　勿論、会議に参加する必要は全くなく、ﾒｰﾘﾝｸﾞﾘｽﾄに参加すれば良いだけですので簡単なことです。
　　
　現在も、若い会員が多数参加しておられますが、1人でも多くの会員にご参加頂きたいと思っております。

　　参加方法は、上記ホームページに掲載されていますが、近いうちにﾒｰﾘﾝｸﾞﾘｽﾄ参加のお誘いのご連絡をさし上げますので、その際、申し込んで頂いても結構です。