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2011.10.28
昨日の給費制維持の院内集会で来られた国会議員の印象的な発言を昨日はご紹介しましたが、昨日、ご紹介できなかったその他のご意見を追加でご紹介したいと思います。(なお、下記意見はいずれも私の記憶に基づくものであることをご容赦戴ければ幸いです。)
「法曹養成フォーラムで給費制について、わずかな議論で貸与制の結論が導かれた。こんなわずかな議論で司法制度の大きな問題について結論付けられるのはおかしい。法曹養成フォーラムははじめから結論ありきだった。」
「民主党の法務部の部門会議で貸与制移行に賛成したのは2人しかいなかった。これで貸与制に移行するのなら民主主義とは言えない。」
「制度のハザマでこんな重要な問題について『結論先にありき』で貸与制に踏み出すべきではない。」
「法曹養成フォーラムでは、法曹の役割等といった司法の根本的な問題について十分な議論が行われることなく、小手先の議論だけで貸与制移行の結論が導かれた。」
「後輩が司法試験に受かったので、就職先を探したが、どこも一杯で、全国どこを探しても就職先がない。異常な事態だ。これで給費制が廃止されたらどうなるのか。」
「公正・公平な世の中を目指さなければならない。そして、努力が報われる社会、チャンスが誰にでも開かれている社会を目指さなければならない。貸与制は、これらに反する。」
「日本の司法を守らなければならない。今の状態は、日本の司法の危機である。絶対に負けてはならない。」
私には、どなたの言葉も単なる『リップサービス』ではないように感じられました。
「日本の政治家も捨てたものではない。」と思えて、少しうれしくなってしまいました。