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テレビは終わっている。。。

2011.12.29

 

 最近のテレビは、本当にくだらない内容ばかりで、見るものがありません。
 
 愚民政策の成果なのでしょうが、最近の番組は特に内容がないように思えます。
 また、制作費の節減の影響かもしれませんが、クイズ番組が非常に増えています。
 クイズ番組でも知識欲を満たすような問題ならまだしも、どちらの方が金額が高いかとか、どちらがより重いかといった問題ばかりで、見るに耐えません。
 また、どこのお店が美味しいか、或いは安いか等といった単なるお店の宣伝番組と見まがうような内容も増えました。
  
 私もお笑いは大好きで、内容の薄い番組を全て否定するつもりはありません。しかしながら、それにしても、あまりに内容が劣悪すぎ、他方、政治的問題を真面目に取り上げる機会が少な過ぎるのではないでしょうか。

 そして、特に酷いのがCMです。
 CMのなんと長いことでしょう。
 長々としたCMを見せられ、番組が再開したかと思った次の瞬間、再び長々としたCM(しかも、同じCMだったりします。)を見せられることがあまりにも多く、うんざりします。CMばかり見させられる視聴者の身にもなっていただきたいものです。
 CM広告料の単価が下がったことから、本数を多くして、制作費を稼ぎたい気持ちもわからないではないですが、あまりに長すぎます。

 TPPしかり、司法問題もそうですが、どれだけ大事な政治的問題等社会の変化が今現在、起こっており、我々一人ひとりがそれらに対して、いかに取り組んでいくべきか、いかに考えるべきか、を判断する材料(情報)があまりにもなさ過ぎます。

 私達は、司法問題で何が起こりつつあるかについては報道がなくてもある程度わかりますが、専門外の政治的問題には殆どと言っていいほど触れる機会がありません。かろうじて私達はインターネット等を通じて他の問題にも少しは触れることができますが、インターネット等を扱うことができなければ、そのようなツールから得られる情報さえ受け取れず、何も知ることができなかったでしょう。

 おそらく司法改悪と同じようなことがあちこちで起こっているはずです。

 司法問題から推察するに、仮に、短く報道されるとしても、非常に偏頗な誤った意見や情報がさも正論であるかのように流されていることも多いのではないでしょうか。

 このままで、本当にこの社会は良いのでしょうか。

 昔は、テレビが大好きだった私でさえ、最近は、テレビを消しておく時間が長くなってきました。

 テレビは、既に終わっています。
  
 
  

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