ビギナーズネット神戸が発足しました(http://beginners-net.jugem.jp/)。

　ビギナーズネット(http://www.beginners-net.com/)とは、司法修習生に対する貸与制を是認する裁判所法改正法に抗議し、給費制存続を求める法曹を目指す若手の会です。
　
　司法修習生に対する給費制については、過去にも何度かこのブログで触れております。
　司法修習というのは、司法試験に合格してから裁判官・検察官・弁護士になるまでの1年間（以前は２年間）、実務に触れながら法曹としての研修を受ける期間のことを言います。その間の給費が貸与（貸し付け）に変更されることになったことの是非を問うのが司法修習生に対する給費制の問題です。
　
　そして、8月18日(土)午後１時３０分から午後４時までビギナーズネット神戸設立集会が行われ、遅れてではありますが、参加してきました。

　参加人数は必ずしも多かったわけではありませんが、「小さく産んで大きく育てる」という言葉通り、着実に活動を進めて戴ければと思っています。

　給費制はもう既に決まったこととあきらめている弁護士も多いかと思います。
　
　しかし、給費制は法曹養成のきわめて重要な過程である司法修習生の問題です。
　法曹養成問題は、三権分立の一翼を担う司法を担う法曹を養成する問題です。
　法曹養成に失敗してしまえば、司法手続きにより人権救済を求める市民の人権に直ちに影響を及ぼします。

　法曹養成は、法曹を目指す人だけの問題ではないのです。

　ビギナーズネットの活動には、微力ではありますが、協力していきたいと思っています。