本日の夕方、自民党の盛山正仁議員に法曹養成制度検討PTの担当副会長と面談させて頂き、法曹人口問題・法曹養成問題について陳情をさせて頂きました。

　私たちの方からは、法曹人口の激増により既に各方面で様々な社会的ひずみが生じていること、法曹養成においてオン・ザ・ジョブトレーニングが非常に重要なのに、就職先がなく、オン・ザ・ジョブトレーニングに非常に問題が生じていること等を訴えさせて戴きました。更には、オン・ザ・ジョブトレーニングの確保という意味だけでなく、法曹の質の担保は、量的な制限をしなければ難しい等といったことも陳情させて頂きました。

　盛山議員には非常に丁寧に聞いていただきました。

　盛山議員は、様々な方から法曹の質が深刻な状態に至っていることを既によく伺われているとのことで、司法改革について問題が発生していることについてもご存じのようでした。
　
　また、盛山議員からは、司法改革の問題解決のためには、日弁連からの働きかけが非常に重要であるとの重要な示唆を頂戴しました。

　勿論日弁連も法曹人口問題について国会議員等に対する働きかけをされているとは思うのですが、司法崩壊の危機を目前にして、ただ指をくわえて黙って見ているわけにはいかないので、私たちなりの活動ができればと思っております。
　なぜなら、そのしわ寄せは、市民にいくのですから。
　司法が崩壊すれば、市民、特に政治的・経済的・社会的弱者の人権は誰がどこで護るというのでしょうか。

　単位会連携の会では法曹人口問題の院内集会を１１月１２日正午から第二衆議院議員会館で１時間開く予定にしております。
　
　国会議員との連携と情報交換は非常に重要ですので、これからも陳情や院内集会等々働きかけを行って参りたいと思っております。

　盛山議員におかれましては、大変お忙しいところ、貴重なお時間を頂戴致しまして本当に有難うございました。