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2016.09.07
平成28年9月3日付のWEB女性自身に「都議会のドン『内田茂』が1200人を前に「小池百合子を討て!」という記事が掲載されていましたので、以下抜粋します。
(参考)http://news.infoseek.co.jp/article/joseijishin_d25336
(引用はじめ)
「内田氏が最後に語った「政治の世界、たった一人では何もできません」という言葉は、あたかも「小池を討て」という号令のようだった。
「内田氏の後継といわれる高島直樹前都議会議長、川井重勇現議長は、秘書から区議、都議となった叩き上げだ。」都議会を仮想敵にする劇場型選挙を仕掛けた小池氏の手法に、彼らの嫌悪感は根強い。どんなに世論が反発しようと反小池を貫く」(自民党都連関係者)
対する小池氏は、折れるわけにはいかない。安易に妥協すれば、最大の武器である民意を失うことになる。」
(引用終わり)
個人的な敵意を基にした言動は、市民の幸せや制度、そして、体制を良い方向へ向かわせることに逆行することがあります。
「討つ」相手が正しいことを言っていたり、市民の人権擁護等のための行動を起こそうとしている場合もあります。
そのような場合でも、相手を潰すことばかりが優先してしまい、個人的な敵意の感情を基に「討つ」相手の言っていることを妨害ないし反対の方向に持っていくことばかりに腐心して何が市民のためか、どうしたら制度改善に結びつくかが二の次になってしまい、市民の人権擁護や制度改善から遠ざかってしまうからです。
そこに、市民の幸せや制度・体制を良くしようという発想は見いだせません。
このような、くだらない個人的感情により、多くの制度や体制が悪い方向に向かってきた歴史は、非常に市民にとっては不幸なことだと思います。
小池都知事の場合は、このような内情をマスコミがある程度あらわにしてくれるので、まだ良かったかもしれません。
多くの場合は、皆見て見ぬふりをするので、表にはほとんど出てこないのです。
その結果、正義が廃れ、市民の人権擁護も後退してしまうことが非常に残念です。
社会正義だ、人権だという弁護士会では都議会議員以下のことが行われているのですから困ったものです。