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今年こそ日弁連副会長へ再び

2021.01.04

 

  新年あけましておめでとうございます。

  昨年は、クオータ制の日弁連副会長に3度目のチャレンジで、全国から525名もの弁護士に推薦人となって戴き、立候補させて戴きましたが、あえなく落選してしまいました。

 推薦して戴いた全国の弁護士の皆様には、私の力不足のために、落選してしまい、本当に申し訳なく思っております。
 この場をお借りして改めてお詫びと感謝の気持ちを表したいと思います。
 申し訳ありませんでした。そして、有難うございました。

 525名もの弁護士の推薦の数をもってしても落選してしまうというのは、我ながら、本当に情けなくクオータ制の壁の厚さを感じた一年でした。

 525名というのは、令和3年1月4日現在の滋賀県弁護士会(159名)、和歌山県弁護士会(147名)、山梨県弁護士会(128名)及び福井県弁護士会(121名)の4単位会を全員合わせた数(555名)に匹敵します。

 一体全体何人の推薦人を集めればクオータ制の日弁連副会長になることができるのか、525名もの推薦人を集めた候補者よりも優れた人材が日弁連に存在するということは素晴らしいことなのかもしれません。逆に言えば、それほどまでに私の面談時における言動等が悪かったのかもしれません。いずれにせよ、何が原因かは、選任過程がブラックボックスに包まれており、とにかくわからないのです。
 
 一体誰が他に立候補しているのか、そもそも他に候補者が存在するのかさえ知らされることはありません。

 また、他の候補者は選任の面談の中でどのようなことを発言し、どのような質疑応答をしているのか、それが全く秘密に包まれているので、対策のしようがなくて困ります。

 ちなみに、クオータ制の日弁連副会長選出直後の日弁連理事会において理事から「選出された方以外に立候補した人はいるのか。」旨の質問に対し、日弁連執行部は「その質問には回答できない。」と回答したそうで、あたかも私が立候補した事実自体を闇に葬りたいようです。

 クオータ制の日弁連副会長の選出過程は、理事者にさえ不透明なのですから、日弁連が学術会議のことをとやかく言うことはできないのではないと思います。

 2つの弁護士連合会が持ち回りで候補者を出すことになっており、その他から出ても当選しないとも聞いたことがあります。だとすれば、連合会推薦以外はそもそも受け付けない制度にすべきなのではないでしょうか。
 
 有難いことに釧路の岩田圭只先生と大阪の坂野真一先生と河野真樹さんが私の落選のことをブログにして戴いておりますので、引用させて戴きます。

岩田圭只先生のブログ
 https://yiwapon.net/archives/10143

坂野真一先生のブログ
http://sakano-blog.win-law.jp/2020/10/19/%e6%97%a5%e5%bc%81%e9%80%a3%e3%82%af%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%82%bf%e5%88%b6%e5%89%af%e4%bc%9a%e9%95%b7/
http://sakano-blog.win-law.jp/2020/12/14/%e3%81%be%e3%81%95%e3%81%8b%e3%81%a8%e3%81%af%e6%80%9d%e3%81%86%e3%81%91%e3%81%a9/

河野真樹さんのブログ
http://kounomaki.blog84.fc2.com/blog-entry-1215.html

 令和3年度は、兵庫県弁護士会から近畿弁護士連合会に日弁連副会長になる人を推薦する年にあたり、兵庫県弁護士会内で選挙が行われる予定です。
 私が日弁連執行部に入るためには、選挙で勝つ以外道はなさそうです。

  昨年の落選であきらめるなんてことはできません。
  
  あきらめることこそ真の負けです。

  落選しても落選しても、ひたすら前を向いて進むだけです。

  今年の選挙は背水の陣で臨みたいと思います。
 
  ただ、選挙は、私の頑張りだけでは勝てません。
 
  どうか皆様のお力をお借り戴ければ幸いです。
 

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